【ライフスキル】ナビゲーションブック
毎日訓練で就労移行支援事業所に通所して窓からの景色をみていると
毎日布団を干している家もあれば、毎日洗濯物がなく暗く締め切っている家がある。
家族がいるとか、一人暮らしで毎日仕事に出ているとかだと思うけど
結構暮らし方に差があることを感じる。
寝ている間に汗をかくから、本当なら布団は1週間に1回干したほうが良いといわれる。
しかし天気の都合とか仕事しているとかがあると1週間に1回も干せない。
けどそういうところから、人間性がついていくんだろうなと感じた今日でした。
さて、今日はナビゲーションブックについて教えてもらったので備忘録として書いておく。
ナビゲーションブックとは
自分の障害特性や職業上の課題、事業所に配慮を依頼することなどをとりまとめて
自らの特徴などを事業所などに説明するときに活用するツール。
簡単に言うと「自分取扱説明書」。
発達障害の特性は苦手なことや配慮が必要なことについて見えにくい場合がある。
「何ができて、何が課題なのか、どのような配慮が必要なのか」がわかりづらいということは
事業所にとっては採用への不安や適切な配慮を行う対策がとれないなど、課題となることがある。
ナビゲーションブックはそうした伝達をサポートするために役立つツールである。
基本的な考え方
作成に当たってのポイント
- 本人自身が主体的に作成する
- 一度作成して終わりではなく、バージョンアップするもの
- フォーマットにある項目に限定されるものではない
ネットでテンプレートをダウンロードできる
いきなりナビゲーションブックを書くのは難しいから
フォーマットやワークシートを活用するのがおすすめ。
「発達障害者のワークシステム・サポートプログラム ナビゲーションブックの作成と活用」の概要
https://www.nivr.jeed.go.jp/center/report/p8ocur00000001o1-att/support13.pdf
↑のなかにワークシートがある。
また、簡易だが選択肢にチェックするだけでナビゲーションブックが作れるツールもある。
「トリセツ」
Myナビゲーションブック
自分のナビゲーションブック(第一案)を作成。
今主治医や就労移行支援事業所の職員の方などに確認、感想を依頼中。
返答が来たら、適宜バージョンアップをしていく予定。
(もし感想などがあれば、コメントに記載いただけますとうれしいです。)
https://drive.google.com/file/d/19TS-OP4_StR44rXWxeME_NzJGrwzLltn/view?usp=sharing
最後に
発達障害でなくても就職活動などで自分のことを知る作業をすることがあると思う。
そのとき脳の機能もだけど、考えや気持ちは目に見えないから
ほかの人がわかるように、ナビゲーションブックのようなものを作成して
見える化することは大切だと思った。
とくに発達障害者にとって、ナビゲーションブックをつくることは
ひとつの目標だと思う。
就職活動もコミュニケーションも「自分を知ること」からだと思うから
ナビゲーションブックを作らないと何も始まらない。
今日はここまで。