【ライフスキル】傾聴

なぜ傾聴スキルが必要か

特性的に相手の表情を読んだり、気持ちを予想したりが苦手になりがち。

相手の話を聞きながら、相手のとってほしいリアクションを適切に取るが難しい。

大事なことは自分が苦手なところを知り、それによって問題になりそうなところを抑制できるようになること。

「できるようになる」ということではなく、自分にできそうなスキルと苦手なスキルを見極めながら自己理解をすること。

 

積極的に聴くためのポイント

  • 質問したいことがあっても、最後まで相手の話を聴く
  • 意見や助言は相手の話を一通り聴いて必要性を判断する
  • 相手の話の途中で自分の話を持ち出して、自分が話し手にならない
  • 「でも」「だけど」などすぐ反論しない

 

「傾聴」チェック

項目 チェック欄
ただ黙っているだけなのに、怒っていると誤解される ✔︎
先に相手が挨拶し、自分がその後になることが多い  
腕組みや足組みが癖になっている ✔︎
聞きたいことや言いたいことがあると相手の話を割り込む  
会話中、自分と相手のペースが合わないことが多い  
何かをしながらの「ながら聞き」をよくしている  
返す言葉がすぐに見つからないと焦って、余計なことを言ってしまう  
会話中の沈黙が苦手。気まずい雰囲気になりそうで怖い  
すぐに「私だったら」と意見したり、自分の体験談を持ち出したりする ✔︎
言葉をそのままの意味として受け取ることが多い ✔︎

チェックが多かった場合、どちらかというと聴くことが苦手なタイプと考えられる。

私はやや聴くのが苦手かも。

 

基本的な技法

オープン・ポジション(姿勢)

→話しやすい雰囲気を作る

  • 自分のやっていることの手を一旦止める
  • 笑顔で相手を見る
  • 同じ高さの目線で話を聴こうとする

 

クローズド・クエスチョンとオープン・クエスチョンを使い分ける

→クローズド・クエスチョンとオープン・クエスチョンの言い換えをしてみる。

クローズド・クエスチョン オープン・クエスチョン
訓練に参加してみて楽しかったですか。

参加してみていかがでしたか。

参加した感想を教えてください。

体調は問題ないですか。

体調はいかがですか。

お体の具合を教えてください。

○○の訓練に参加しますか。

それともやめておきますか。

○○の訓練はどうしますか。
問題はありますか。

どのようなことが心配ですか。

心配していることは何ですか。

目標はありますか。

○年後何ができるようになっていたいですか。

○年後どうなっていたいですか。

将来はどのようにお考えですか。

やりたいことはありますか。

時間があったら、やってみたいことは何ですか。

どんなことをしてみたいですか。

終わりましたか。

あとどのくらいですか。

進捗はどうですか。

どのくらい進みましたか。

 

ペーシング/ミラーリングを活用する

 

うなずき・あいづちをする

 

相手の話を繰り返し・言い換えする

 

相手の話を要約する

 

沈黙を受け入れる

 

意見や助言の回避

 

自由に感情を表現してもらうようにする

 

最後に

私は一人暮らしをしているから「傾聴」の練習ができない。実家に住んでいた時は家族いたけど、毒親、毒兄弟だったので、話を聴いてもらえなかった。

オープン・クエスチョンとクローズド・クエスチョンの言い換え、要約は普段の会話を思い出して、少し考えるようにしようと思う。そうすれば練習になるかと。

また自分が話したい時どうするか考えた結果、「○○について話してもいい?」と相手に聞く、話を聞いてもらえる場所(カウンセリング、飲み屋など)に行くくらいしか出なかった。

自分の話を聴いてもらうのは難しい。

 

今日はここまで。