【ライフスキル】目標設定と振り返り
目標設定
目標は内容によって「結果目標」と「行動目標」に分けられる。
結果目標:結果に焦点を当て、目指している状態を表した目標
例)●月に内定をもらう
行動目標:目指す状態・結果を実現するために必要となる具体的な行動に焦点を当てたもの(結果目標のための手段)
例)●月に●社エントリーする
目標設定の5つのポイント
具体的であること
例)NG:コミュニケーション力アップ
OK:口頭文章で基本的な業務報告ができるようになる
測定できること
例)NG:勤怠を安定させる
OK:週5日、午前午後の訓練に参加する
達成可能であること
例)NG:1ヶ月以内に10社面接を受ける
OK:1ヶ月以内に応募書類を完成させる
目標と関連していること
例)NG:うまく余暇を使い、リフレッシュする
OK:定時に起床・就眠するなど体調管理のためのセルフケアをする
時間制約(期限設定)をしていること
例)NG:就職活動を始める前に企業実習に参加する
OK:就職活動に向けた就業経験ができるよう、●月に企業実習に参加する
振り返り
目標実現に向けて行動するにあたり、実施状況を振り返る時には
行動のステータスを完了とするだけでなく、
状況を振り返りながら改善点を見つけ、当初の計画や目標を検証する。
KPI法の活用
KPI方は振り返りを行う場合のフレームワークの一つ。
下記要素を可視化し、次のアクションを考える。
- keep:良かったところ、維持したいこと
- problem:課題となるところ
- try:次のステップとなるアクション、改善策
やり方
- 振り返る期間を決め、keep(良かったところ、維持したいこと)とproblem(課題だと思うこと)を具体的に書き出す
- 出てきた具体的な内容に対して、keepには、そのkeepがなぜできたか考え、よりよくするにはどうするか、という視点でtry(改善策)を出す。
- problemには、そのproblemの原因を考え、原因に対してtry(解決策)を出す。tryには行動の期日を設定することが有効。
先月の目標の振り返り
【就職活動に対する結果目標】
自分のやりたい仕事を見つける。
【プライベートに対する結果目標】
一人暮らし、通所生活に慣れる。
お金の管理をできるようにする。
振り返り
10月の目標
【就職活動に対する結果目標】
自分のやりたい仕事を見つけ、応募書類の修正、求人への応募、就職活動を開始する。
場合によっては実務研修に参加する
【プライベートに対する結果目標】
お金の管理をできるようにする。
朝ごはんを食べる、定時に寝る、風呂に入る、走るなどをし、体調管理のためのセルフケアをする。
ライフスキルを自分に定着させる。
今日はここまで。